メガネの発祥
1280年から1300年にイタリアで硝子研磨が発達し、文字や模様を拡大して見ることができる道具としてメガネが誕生したと伝えられています。最初修道僧や学者などごく一部の人たちが使っていたメガネは、印刷術の発明により出版物が多くなるに伴い実用品として広く使われ始めました。また、社交界の小道具としてのファッション性、探検家の携帯品としての精密が加わっていきました。 村井コレクションは、ヨーロッパとアジアのアンティークメガネに加え、江戸期から明治、大正昭和に造られた福井産のメガネを大切に保管しています。